長田地区は、静岡市以西に位置し、海と山に囲まれた自然の豊かな町です。もともとこの地域は、安倍川、藁科川の流出土砂が発達し、扇状地である長田平野に栄えた農漁村でしたが、現在では、静岡市のベッドタウンとして都市化されていきました。静岡市編入前に約15000人だった人口も現在では、約65000人に増えています。
写真:安藤広重「東海道五十三次:丸子宿」に描かれた丁子屋さん 長田地区には、東海道の宿場町で栄えた丸子があり、様々な名所、史跡があります。特に有名なのは、江戸時代から続き、今もその風情を残すとろろの丁子屋です、週末ともなると全国から観光客が訪れ賑わいます。又この地域には、平安時代からの街道で、峠越えの路蔦の細道があり、現在もハイキングコースとして多くの人たちで賑わいます。宇津ノ谷トンネル入り口の道の駅から岡部宿までの峠越えを楽しめるので、行ったことのない方にはお勧めです。
写真:用宗港にて 長田地区には、旧静岡市唯一の漁港・用宗港があります。しらす漁が有名で、この近辺にはしらす加工業者もたくさんあります。又、5月に開催される用宗漁港祭り(シラス祭り)には毎年約50000人のが訪れ大盛況です、当協議会もお祭りに参加し、時々出店させてもらってます。最近では、再開発が進み、漁港以外の施設もたくさんでき、市民の憩いの場所となっています。(今年は残念ながら開催されませんでした。)
写真:2003年シラス祭りに参加したメンバー
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